歯科・口腔外科

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科の特色

口腔外科と補綴科の専門医により,幅広い領域において高度医療を提供します。口腔外科では,口腔がん,顎顔面外傷,口唇・口蓋裂をメインに診療を行っています。救命救急センターにおける重度顔面外傷の症例数は中四国でトップです。放射線診断科・治療科との協力により口腔がんに対する超選択的動注化学療法を実施し,高い抗腫瘍効果を上げています。また形成外科とのチーム医療で口腔癌切除後のさまざまな遊離組織再建治療も可能です。口唇・口蓋裂の総合的治療に取り組み,審美的,機能的に良好な成果を上げています。全身疾患を有する患者さんの歯科治療にも積極的に取り組んでいます。

顎関節症や義歯難症例の補綴治療では定評があります。さらに,睡眠時無呼吸症候群に対するスリープスプリントによる治療や,口腔ケアと摂食嚥下障害のリハビリテーションにも力を注いでいます。

診療内容

重度顔面外傷治療

口腔外科では,救命救急医療に積極的に参画し,多発(重度)外傷における顔面外傷治療のメインメンバーとして24時間の待機体制で協力しています。顎顔面骨折症例は年間50余例です。当科では中顔面(頬骨,上顎骨,眼窩,鼻骨)の骨折症例が非常に多いのが特徴的で,症例に応じて手術アプローチを工夫し低侵襲な手術を行っています。

口腔がん治療

年間15数件の口腔がん手術を行っています。一般的な放射線・化学・手術の3者併用療法に加えて,副作用の軽減と高い抗腫瘍効果を目的に超選択的動注化学療法を導入しています。主として,舌がん,上顎がんに対して,放射線治療と超選択的動注化学療法並びに手術療法を併用し高い治療成績を挙げています。また形成外科とのチーム医療で遊離組織再建術を施行し,口腔がん切除後の審美的・機能的に優れた再建術に取り組んでいます。

口唇・口蓋裂治療

出生時から青年期に至るまで,成長に応じた諸問題に総合的に対応していく一貫治療を行っています。また,新生児科,小児科,耳鼻咽喉科,小児感覚器科,矯正歯科,小児歯科と協力してチーム医療を行い,患児の健やかな成長を目指しています。出生時から哺乳指導やホッツ床による顎誘導を行い,口唇裂は生後3~6か月,口蓋裂は1歳~1歳6か月に手術を施行しています。さらに成長に従って外鼻修正術,顎裂部への骨移植術,顎変形症手術などを行っています。

◎詳細はこちらをご覧下さい

顎変形症(受け口,出っ歯など)治療

矯正歯科医の協力により,審美的・機能的な要求を充足しうる手術(上顎骨切り術,下顎枝矢状分割術,オトガイ形成術など)を行っており,術中出血に対しては事前に採取した自己血輸血を利用しています。

顎関節症治療

年間約150人の顎関節症治療に当たっています。顎関節症の治療では独自のスプリント療法と咬合治療により高い治療成績を上げています。

補綴治療等

補綴治療においては,特に個々の患者さんに最適な方法での口腔の健康が回復・維持できるように心がけています。呼吸器内科・リウマチ科,耳鼻咽喉科・頭頚部外科からの紹介により睡眠時無呼吸症候群に対するスリープスプリント治療を行っており,下顎の保持力が強い改良型スプリントを用いて無呼吸の改善が認められています。

また,脳血管障害や誤嚥性肺炎など急性期からの口腔ケアと摂食嚥下リハビリテーションにも力を注いでおり,全身的合併症の減少や早期の経口摂取の獲得などの効果を上げています。

周術期口腔管理

頭頸部がん,消化器がん,呼吸器がんで手術を受けられる患者さんをはじめ,全身麻酔下の手術を受けられる患者さん,あるいは抗がん剤治療や放射線治療を受けられる患者さんの周術期口腔管理に取り組み,合併症や副作用の軽減に努めています。また,NSTのなかで摂食・嚥下チームの一員として嚥下機能評価,間接・直接訓練などを行っています。

その他

全身疾患を有する患者さんの歯科治療では,かかりつけ医との連携をとりながら,全身状態をよく把握して治療に当たっています。

外来診療時間

午前8時30分~午後5時15分

※初診の方はかかりつけ医の
 紹介状を持参してください。
※予約の無い方の受付時間
 午前8時30分~午前11時
休診日
土曜,日曜,祝日,年末年始
(12月29日から1月3日)
面会時間
11時~13時まで(平日)
15時~20時まで(平日)
11時~20時まで(土・日・祝日)

〒734-8530
広島市南区宇品神田一丁目5番54号
TEL(082)254ー1818(代表)

①③⑤番

「県病院前」下車徒歩3分

広電バス 12号

「県病院前」下車徒歩1分

広島バス 31号

「県病院前」下車徒歩1分