心臓血管外科
- 特色・診療内容
- スタッフ
- 診療実績・詳細
- 教育・研修活動,認定施設
- 外来診療担当医表
科の特色
当科は,1972年に松浦雄一郎先生が胸部外科としての診療を開始して以来,心臓血管外科領域,呼吸器外科領域,救命救急領域(1996年に救命救急センターが開設されるまで)を中心として診療を行ってきました。科名も胸部外科から胸部心臓血管外科,心臓血管・呼吸器外科をへて,平成29年4月から心臓血管外科領域と呼吸器外科領域が分離独立し,現在の心臓血管外科にいたっています。
当科では成人心疾患,大血管疾患,末梢血管疾患に対しての診断や治療を行っており,また救命救急センター,循環器内科,麻酔科との機能連携を充実させ,急患にも24時間の対応を行いながら,患者さん一人一人に最適な治療法を選択しています。そして平成26年4月からは新たに開設された脳心臓血管センターに属し,脳神経内科,脳神経外科とも以前に増して連携を深め,複数の動脈硬化性疾患をもつ患者さんに迅速に対応できる態勢を整えています。
なお,当科では日本全国の手術・治療情報を登録し,集計・分析することで医療の質の向上に役立て,患者さんに最善の医療を提供することを目的としたNational Clinical Database(以下NCD)プロジェクトに参加しています。
対象疾患
虚血性心疾患(狭心症,心筋梗塞など)や弁膜症(大動脈弁,僧帽弁など)に対しての手術,大動脈疾患(胸部,腹部,大動脈解離)に対しての診断や手術,末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症,下肢静脈瘤,深部静脈血栓症など)の診断ならびに手術を含めた治療,不整脈疾患に対しての手術を行っています。
診療内容
冠動脈バイパス手術では1992年から内胸動脈などの動脈グラフトを第一選択とした手術を行っています。また,1998年からは心臓を止めない心拍動下冠動脈バイパス術も開始し,現在この方法を主としています。
弁膜症に対しての弁置換術では,70歳以上の方には抗凝固療法を必要としない生体弁を主に用いています。僧帽弁閉鎖不全症に対しては,積極的に弁形成術を行っており,また弁膜症に伴う心房細動に対しての手術(メイズ手術)も行っています。
大動脈瘤や大動脈解離に対しては,人工血管置換術のほか,低侵襲治療であるステントグラフト手術も取り入れています。また,足趾の難治性皮膚潰瘍の症例に対しては,足首部の動脈へのバイパス術を積極的に行っています。
診療科・部門のご紹介
診療科
- 内科系
- 外科系
- 小児・産婦系
診療センター
中央部門
チーム医療
- 外来診療時間
-
午前8時30分~午後5時15分
※初診の方はかかりつけ医の
紹介状を持参してください。
※予約の無い方の受付時間
午前8時30分~午前11時
(予約のある方の後での診療に
なります)
※診療科によっては受診できない
場合があります。
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(12月29日から1月3日) - 面会時間
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15時~20時まで(平日)
11時~20時まで(土・日・祝日)