呼吸器外科

このページを印刷する

科の特色

呼吸器外科領域では肺がん,自然気胸,転移性肺がん,縦隔腫瘍,炎症性肺疾患,膿胸などの手術において基本的に胸腔鏡下手術による低侵襲手術を導入しており,手術創も小さいため早期回復が期待できます。

また救命救急センター,呼吸器内科,放射線診断科,放射線治療科,麻酔科との機能連携を充実させ,急患にも24時間365日体制の対応を行いながら,最適な外科治療法を行っています。

対象疾患

呼吸器外科領域全般(肺がん,転移性肺がん,自然気胸・のう胞性肺疾患,縦隔腫瘍,肺良性腫瘍,胸壁腫瘍,非定型抗酸菌症や肺真菌症などの炎症性肺疾患,膿胸,外傷性血気胸,肋骨骨折など)の外科的治療を行っています。

診療内容

当科は積極的に胸腔鏡を導入することで『体に対する負担をできるだけ軽減できる低侵襲手術で外科的に根治を目指す』を基本方針にして呼吸器外科専門医が手術を行っています。

胸腔鏡下手術の手術創

呼吸器外科領域全般の手術において1.5cmと6~8cm程度の2箇所の創あるいは1.5cm程度の3箇所の創からのアプローチとなり手術創も小さいため早期回復が期待できます。ただし手技的に難しい場合(胸腔内の高度な癒着など)や根治性が不充分と判断された症例に対しては,安全性を重視して創を 12~15cm程度に延長して開胸にて手術します。

胸腔鏡下手術の手術時間・入院経過

肺がんの標準的な術式である肺葉切除の場合は,手術時間は約2時間前後で輸血はしないことがほとんどです。術後7~10日間で退院できることを目標にしており,平均入院期間は約11日となっています。また自然気胸手術の場合はさらに短くなり,術後3~5日で退院が可能となります。

当院では肺がん治療に必要な呼吸器内科,呼吸器外科,臨床腫瘍科,放射線診断科,放射線治療科,病理検査科,緩和ケア科と専門分野がすべて揃っており,それぞれが連携して役割分担し,迅速な診断と集学的治療を行っています。また週1回の肺がん症例検討会(肺がんキャンサーボード)において, 各科の専門的知識と経験を基に治療方針を決定しています。

診療のトピックス

術後の創部痛を軽減するための工夫

術後は積極的に硬膜外麻酔を併用し創部痛を軽減していますが,心筋梗塞(冠動脈薬剤溶出性ステント留置)や脳梗塞,心房細動(不整脈)などの既往ある患者さんは抗凝固剤や抗血小板剤を内服されていて出血のリスクがあるため硬膜外麻酔ができません。その場合に当科では術中に胸腔鏡下に 傍脊椎の痛みの原因となる部位にチューブを留置して痛み止めの薬剤を持続注入する最新の方法(傍脊椎ブロック法)で疼痛管理を行い,術後の創部痛(肋間神経痛)を軽減して苦痛のない術後管理を目指しています。

外来診療時間

午前8時30分~午後5時15分

※初診の方はかかりつけ医の
 紹介状を持参してください。
※予約の無い方の受付時間
 午前8時30分~午前11時
休診日
土曜,日曜,祝日,年末年始
(12月29日から1月3日)
面会時間
11時~13時まで(平日)
15時~20時まで(平日)
11時~20時まで(土・日・祝日)

〒734-8530
広島市南区宇品神田一丁目5番54号
TEL(082)254ー1818(代表)

①③⑤番

「県病院前」下車徒歩3分

広電バス 12号

「県病院前」下車徒歩1分

広島バス 31号

「県病院前」下車徒歩1分