産婦人科

このページを印刷する

科の特色

婦人科部門

当院は日本婦人科腫瘍学会の婦人科腫瘍専門医により,子宮頸がん,子宮体がん,卵巣がん取り扱い規約に準じた根治手術,抗がん化学療法や放射線療法などの集学的治療が可能な数少ない病院の1つです。さらに,臨床腫瘍科,放射線診断科・治療科,緩和ケア科のそれぞれの専門医と協力して患者さんの治療にあたります。

産科部門

広島県内で初めての総合周産期母子医療センターとして,新生児科などと共同でハイリスク妊娠,分娩の管理を診療の中心としています。このため,他施設からの医学的理由による外来への紹介患者さんや緊急入院,手術を必要とする緊急母体搬送患者さんの診療が多数を占めています。緊急母体搬送例では,救急車での到着から15分前後で帝王切開による児の出生が可能となるよう,手術部,新生児科と共同で体制を整備しています。

また,一般の分娩希望の方や里帰り分娩の方も積極的に受け入れています。里帰り分娩の場合,特に事前の予約や受診は必要ありませんが,遅くとも妊娠34週までに受診してください。帝王切開でない場合は立ち合い分娩も可能ですが,この場合,あらかじめマタニティクラスを受けて頂きます。

ご希望の診療所やクリニックで妊婦健診を行い,その後当科で分娩を管理するというセミ・オープン制を積極的に実施しています。

母体胎児集中治療室

お産される方へ

対象疾患

婦人科部門

子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんなどの婦人科悪性腫瘍(婦人科がん),卵巣腫瘍・子宮筋腫・子宮内膜症などの良性腫瘍,老人に多い子宮や膀胱が下垂する骨盤臓器脱などの疾患を取り扱っています。

産科部門

外来は,妊婦健診の曜日を定めず,毎日妊婦さんを診ていますが,病状によりハイリスク妊婦外来の管理としています。申し訳ありませんが医師不足のため,主治医制ではなく,また女性医師のみというご希望には対応できません。

木曜日には予約制のハイリスク超音波外来を設け,多胎,胎児発育不良,胎児異常などの専門的検査を行っています。超音波外来のみの患者紹介も受け付けていますので,あらかじめご相談ください。

診療内容

婦人科悪性腫瘍

  • ●悪性腫瘍の正確な診断
  • ●腹腔鏡およびロボット支援手術の導入
  • ●的確な治療方針の決定と集学的治療(手術療法,化学療法,放射線療法)
  • ●初期子宮頸がん及び初期子宮体がんで子宮温存療法(挙児希望のある場合)
  • ●当院は総合周産期母子医療センターであり,妊娠に合併するがん治療

良性腫瘍

  • ●開腹手術だけでなく,腹腔鏡下手術・子宮鏡手術も積極的に施行
  • ●妊娠希望のある女性には,妊娠機能温存手術
    (腫瘍部位のみを切除する卵巣腫瘍摘出術,筋腫部位のみを摘出する子宮筋腫核出術)を施行しています。

骨盤臓器脱

子宮脱・膀胱瘤,直腸瘤は高齢化とともに増加傾向です。保存的治療(ペッサリー)だけでなく,積極的に手術療法(膣式子宮脱根治術・膣断端仙棘靭帯固定術など)を行っています。

外来診療時間

午前8時30分~午後5時15分

※初診の方はかかりつけ医の
 紹介状を持参してください。
※予約の無い方の受付時間
 午前8時30分~午前11時
(予約のある方の後での診療に
 なります)
※診療科によっては受診できない
 場合があります。
 ≫≫手術日の注意[PDF]
 ≫≫外来診療担当医表
休診日
土曜,日曜,祝日,年末年始
(12月29日から1月3日)
面会時間
11時~13時まで(平日)
15時~20時まで(平日)
11時~20時まで(土・日・祝日)

〒734-8530
広島市南区宇品神田一丁目5番54号
TEL(082)254ー1818(代表)

①⑦⑤番

「県病院前」下車徒歩3分

広電バス 12号

「県病院前」下車徒歩1分

まちのわループ 301,302

「県病院前」下車徒歩1分