総合診療科・感染症科

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総合診療科・感染症科とは

◎使命(Mission)

  • ・広島県全域を対象に,地域の医師とも密接に連携しながら,感染症を含めた内科領域の総合診療を行う

◎将来像(Vision)

  • ・感染症と総合診療に興味のある若手医師の教育と育成を行える,広島県での中枢的な医療機関となる
  • ・日々の診療から得られる新たな知見を,病院外に積極的に発信していく
  • ・出身にこだわらず,女性医師の復職も支援し, 居心地の良い診療科を目指す

◎行動指針(Value)

  • ・患者さんが抱える問題を,詳細な病歴聴取と全身の診察を行い,適切に把握する
  • ・問題解決を図るために,チーム医療を実践する
  • ・病院だけでは解決できない問題に対し,長期的な視点を持ち,地域との連携を重視する

科の特色

当科は,高齢化によって複数の問題を抱える患者さんが増加していくことに対応するために,平成8(1996)年に“総合診療科”として開設されました。その後全身に問題を起こしうる感染症の診療にも力を入れ始め,平成29(2017)年から“総合診療科・感染症科”に改名されました。令和2(2020)年に広島大学総合診療科から辻直樹医師が,令和3(2021)年に神戸大学総合内科から三好園子医師が加わり,内科領域の総合診療(=総合内科)と感染症診療を積極的に行っています。

対象疾患

感染症全般(HIV感染症や新型コロナウイルス感染症も含む),専門科の不明な疾患,不明熱等の診断の困難な疾患,不定・多愁訴,高齢者等の多臓器疾患など

診療内容

内科外来では,発熱や,さまざまな症状,診断がはっきりしないためにご紹介いただく初診を担当しています。必要があれば,当科から他科にコンサルトする場合もあります。当科でフォローが必要な患者さんの再診も担当し,診断と治療により状態が安定した場合は,かかりつけ医にフォローをお願いしています。

救急外来では,緊急性のある感染症や高齢者の急性疾患などに対して,内科救急部や,重症の場合は救急科と共に,救急車対応をしています。

病棟では,入院患者さんに対してチーム医療を実践しています。当科の指導医と,研修医を含めたチームで担当し,上が下を指導する屋根瓦式の指導体制です。毎朝チームで診断や治療方針が正しいかディスカッションして回診することで,患者さんに質の高い医療を提供するだけでなく,若手医師の育成にも力を注いでいます。勤務医の長時間労働が問題視されていますが,当科では夜間・休日は当番制によりチームでカバーしあうことでワークライフバランスを保っており,働き方改革よりも先駆けて,健全な医療を提供しています。

外来診療時間

午前8時30分~午後5時15分

※初診の方はかかりつけ医の
 紹介状を持参してください。
※予約の無い方の受付時間
 午前8時30分~午前11時
(予約のある方の後での診療に
 なります)
※診療科によっては受診できない
 場合があります。
 ≫≫手術日の注意[PDF]
 ≫≫外来診療担当医表
休診日
土曜,日曜,祝日,年末年始
(12月29日から1月3日)
面会時間
11時~13時まで(平日)
15時~20時まで(平日)
11時~20時まで(土・日・祝日)

〒734-8530
広島市南区宇品神田一丁目5番54号
TEL(082)254ー1818(代表)

①⑦⑤番

「県病院前」下車徒歩3分

広電バス 12号

「県病院前」下車徒歩1分

まちのわループ 301,302

「県病院前」下車徒歩1分