県立広島病院／耳鼻咽喉科・頭頚部外科

耳鼻咽喉科・頭頚部外科

教育・研修活動

●当院は，臨床研修指定病院で，かつ日本耳鼻咽喉科学会の認定施設でもあります。
●当科では，毎日の外来新患のカンファレンスと週1回の病棟カンファレンスを行い，学会・研究会に演題を発表し医学研究活動を積極的に行っています。

論文発表（2004年以降）

原著

1．An evaluation of the caudal end deviation of the nasal septum using the quantitative analysis of computed tomography. Surgical Techniques Development 12：145–155, 2023. doi.org/10.3390/std12030014
2．COVID-19に対する気管切開の環境整備．日本気管食道科学会会報74：1-6, 2023. doi.org/10.2468/jbes.74.1
3．口蓋扁桃摘出後の術後出血に対する内視鏡を用いた意識下経鼻挿管の有用性．日本耳鼻咽喉科学会会報126：769-776, 2023. doi.org/10.3950/jibiinkotokeibu.126.6_769
4．県立広島病院における摂食嚥下に関する職員意識調査．広島県立病院医誌　54：27-34，2023.
5．メニエール病に対する防已黄耆湯の効果．耳鼻咽喉科臨床115：565-569, 2022. doi.org/10.5631/jibirin.115.565
6．COVID-19関連喉頭気管狭窄症の病態と対応―3症例の経験から―．日本耳鼻咽喉科学会会報125：1673-1679, 2022. doi.org/10.3950/jibiinkotokeibu.125.12_1673
7．開頭術後に遅延発症した前頭洞炎に対する術式選択の検討．日本耳鼻咽喉科学会会報124：876-883, 2021. doi.org/10.3950/jibiinkoka.124.876
8．鼻内手術におけるエチル２-シアノアクリレートの有用性．日本耳鼻咽喉科学会会報123：572-579, 2020. doi.org/10.3950/jibiinkoka.123.572
9．西日本豪雨による土砂災害被災後に副鼻腔炎を発症した５例—広島県内の症例調査報告—．耳鼻咽喉科臨床 113：499-506, 2020. doi.org/10.5631/jibirin.113.499
10．経口的撓性内視鏡により観察可能な喉頭範囲の検討．耳鼻咽喉科臨床 113：635-641, 2020. doi.org/10.5631/jibirin.113.635
11．鼻中隔前弯の程度とpremaxillary wingの形状変化との関連について．日本耳鼻咽喉科学会会報122：1314-1321, 2019. doi.org/10.3950/jibiinkoka.122.1314
12．前弯を伴う鼻中隔弯曲症に対するHemitransfixion approachの検討．日本耳鼻咽喉科学会会報　121：664-672, 2018. doi.org/10.3950/jibiinkoka.121.664
13．気管食道科領域の救急疾患／緊急気道確保とその後のマネージメント　「輪状軟骨切開術の検討」．日本気管食道科学会会報　68：173-174, 2017. doi.org/10.2468/jbes.68.173
14．小児後天性真珠腫の臨床的検討．日本耳鼻咽喉科学会会報　119：181-186, 2016. doi.org/10.3950/jibiinkoka.119.181
15．口蓋扁桃摘出術後に投与する鎮痛薬別にみた鎮痛効果と術後出血の頻度：セレコキシブトロキソプロフェンの比較．日本耳鼻咽喉科学会会報　119：1110-1116, 2016. doi.org/10.3950/jibiinkoka.119.1110
16．物性調整した食品別の嚥下動態の相違と適切な嚥下調整食選択への応用．嚥下医学5：206-213, 2016.
17．中耳真珠腫進展度分類（2010改訂案）とPotsic分類を活用した小児先天性真珠腫53耳の臨床的検討．Otology Japan 25：7-12, 2015. doi.org/10.11289/otoljpn.25.7
18．非びらん性胃食道逆流症に対するクエン酸モサプリドの効果．耳鼻咽喉科臨床　108：311-316, 2015. doi.org/10.5631/jibirin.108.311
19．The Effect of Mosapride Citrate on Patients with Non-Erosive Reflux Disease (NERD)．Plac. Otol. Suppl. 144：72-73, 2015. doi.org/10.5631/jibirin.108.311
20．局在別にみた扁桃周囲膿瘍に対する抗菌剤の選択．耳鼻咽喉科臨床　108：465-470, 2015. doi.org/10.5631/jibirin.108.465
21．粘膜下下鼻甲介骨部分切除術を先行する内視鏡下鼻副鼻腔手術．日本耳鼻咽喉科学会会報　118：882-887, 2015. doi.org/10.3950/jibiinkoka.118.882
22．喉頭気管手術における輪状軟骨鉗除の意義．日本耳鼻咽喉科学会会報　118：1233-1240, 2015. doi.org/10.3950/jibiinkoka.118.1233
23．酒石酸吸入咳反射テストによる不顕性誤嚥の評価．日本気管食道科学会会報　64：21-26, 2013. doi.org/10.2468/jbes.64.21
24．当科における成人IgA腎症に対する扁桃摘出+ステロイドパルス療法の検討．広島県立病院医誌　44：13-19，2013．
25．当院における頭頸部癌根治的放射線治療成績．広島県立病院医誌　44：91-30，2013．
26．喉頭気管分離術後の問題点―とくに呼吸器合併症について―．耳鼻咽喉科臨床 106：935-941, 2013. doi.org/10.5631/jibirin.106.935
27．二次性真珠腫の臨床的検討．日本耳鼻咽喉科学会会報　115：1023－1028, 2012. doi.org/10.3950/jibiinkoka.115.1023
28．ヒト中耳真珠腫上皮におけるRANKL発現と増殖能についての検討．Otology Japan 21：784-790, 2011. doi.org/10.11289/otoljpn.21.784
29．難治性外耳道炎および中耳炎に対する4倍希釈ブロー液（迅速調整法）の臨床効果：原液との比較．耳鼻咽喉科臨床 103：273-276, 2010. doi.org/10.5631/jibirin.103.273
30．凍結含浸食品の嚥下造影検査についての検討．日本耳鼻咽喉科学会会報 113：110-114, 2010. doi.org/10.3950/jibiinkoka.113.110
31．プロトンポンプ阻害薬不応性LPRDに対するクエン酸モサプリド併用療法の検討．耳鼻咽喉科・頭頸部外科　82：543-547, 2010. doi.org/10.11477/mf.1411101657
32．両側同時鼓室形成術の検討．Otology Japan 18：654-658, 2008. doi.org/10.11289/otoljpn1991.18.5_654
33．当院での小児IgA腎症に対する扁桃摘出ステロイドパルス後療法ミゾリビン治療の成績．広島県立病院医誌　40：11-15，2008.
34．喉頭気管分離術の検討．耳鼻咽喉科臨床 100：61-64, 2007. doi.org/10.5631/jibirin.100.61
35．難治性外耳道炎およびび中耳炎に対するブロー液（迅速調整法）の使用経験．耳鼻咽喉科臨床　100：929-933, 2007. doi.org/10.5631/jibirin.100.929
36．当科における最近1年間のめまい患者の臨床統計．広島県立病院医誌　39：27-30，2007．
37．喉頭癌に対する放射線治療．広島医学59：744-747, 2006.
38．唾液腺由来の筋上皮腫, 悪性筋上皮腫のCT，MRI．画像診断25：898-901, 2005
39．Head and neck infections caused by Streptococcus milleri group; An analysis of 17 cases．　Auris Nasus Larynx 32：55-58, 2005. doi.org/10.1016/j.anl.2004.09.003

症例報告

1．外頸静脈血栓症を契機に判明した横行結腸癌の1例．広島医学76: 129-132, 2023.
2．Peritonsillar abscesses in infants requiring intratracheal intubation: Two case reports. Otolaryngology case reports; 24: doi.10.1016/j.xocr.2022.100454
3．COVID-19に対する挿管後に両側声帯固定と声門下肉芽を来した１例．広島医学75:334-337, 2022.
4．両側の耳下腺囊胞から診断に至ったHIV感染症の1例．耳鼻咽喉科・頭頸部外科93：649-653, 2021. doi.org/10.11477/mf.1411202767
5．外耳道皮下腫瘍の4例．広島医学74：238-242, 2021.
6．側頭骨に発生した髄外性形質細胞腫例.広島医学,74:424-428, 2021.
7．急性中耳炎に合併したS状静脈洞血栓症の1例．広島医学73：393-397, 2020.
8．特発性髄液漏の1例．広島医学73：472-475, 2020.
9．耳かき外傷によりアブミ骨損傷をきたした2症例．広島県立病院医誌52：7-11, 2020.
10．多発性先天性真珠腫の1例．Otology Japan 29:58-63, 2019. doi.org/10.11289/otoljpn.29.58
11．鼻腔に発生した血管周皮腫の1例．広島県立病院医誌51：23-28, 2019
12．鼻腔に発生した筋上皮癌の1例．広島県立病院医誌51：29-34, 2019
13．鼻中隔前弯を伴う斜鼻に対して鼻骨骨切り術と鼻中隔矯正術の一期的手術を行った1例．耳鼻咽喉科・頭頸部外科87：1141-1146, 2015. doi.org/10.11477/mf.1411200792
14．ANCA関連血管炎性中耳炎の2例．耳鼻咽喉科臨床　107：773-781, 2014. doi.org/10.5631/jibirin.107.773
15．内視鏡下鼻内手術後に病態が判明した原発性線毛運動不全症の2例．日本鼻科学会誌　52：137-142, 2013. doi.org/10.7248/jjrhi.52.137
16．両側先天性真珠腫の1例．頭頸部外科　21：41-45, 2011. doi.org/10.5106/jjshns.21.41
17．慢性中耳炎を基礎とした側頭骨嚢胞の1例．Otology Japan 21：207-211, 2011. doi.org/10.11289/otoljpn.21.207
18．喉頭蓋原発NK/T細胞リンパ腫の1例．日本耳鼻咽喉科学会会報 114：814-819，2011. doi.org/10.3950/jibiinkoka.114.814
19．声門上原発平滑筋肉腫の1例．広島県立病院医誌　40：55-58, 2008.
20．口腔底原発類基底細胞癌の1例．耳鼻咽喉科・頭頸部外科79：579-1581, 2007. doi.org/10.11477/mf.1411101117
21．入院診療計画書におけるテンプレートの運用と問題点．広島県立病院医誌　38：27-31, 2006.
22．肝細胞癌を含む三重複癌の3症例．広島県立病院医誌　37：85-90, 2006.
23．【呼吸器疾患】感染を契機とした上気道閉塞により急速に肺性心を呈した2症例．小児科臨床　57：1811-1815, 2004.

著者等出版物

1．手術手技セミナー　鼻副鼻腔手術−私の工夫　鼻中隔前弯の評価方法と術式選択．耳鼻咽喉科臨床補159：49, 2022. doi.org/10.5631/jibirinsuppl.159.
2．鼻・副鼻腔の腫瘍疾患：良性腫瘍．標準耳鼻咽喉科・頭頸部外科学第4版．pp 197-199, 2022.
3．アドバンスエナジーがもたらす口蓋扁桃摘出術のアウトカム向上. 日本耳鼻咽喉科学会会報 125：658-659, 2022. doi.org/10.3950/jibiinkotokeibu.125.4_658
4．局所麻酔で行う外鼻と鼻腔の小手術. ENTONI 264：32-37, 2021.
5．はなづまりの手術方法 -鼻中隔矯正術について-. ENTONI 241：61-66, 2020.
6．～私の治療方針・耳鼻咽喉科医の立場から～多系統萎縮症（MSA）．嚥下医学8：59-61, 2019.
7．耳鼻咽喉科からの「良性発作性頭位めまい症」．広島市内科医会会報　78：36-41, 2016.
8．よくわかる鼓室形成術～特別な症例に対する鼓室形成術, 小児～．JOHNS 29：227-230, 2013
9．見落としやすい耳鼻咽喉科疾患　Ⅰ．耳　１．先天性真珠腫．ENTONI 157：1-5，2013.
10．小児の耳鼻咽喉科108の疑問先天性真珠腫は急いで手術すべきか？ JOHNS　28：350-351, 2012.
11．他科に聞くシリーズ「良性発作性頭位めまい症」広島県内科会会誌　12：44-48, 2011.
12．中耳炎・いつ手術にふみきるか～私の決断～．慢性穿孔性中耳炎．ENTONI 101：15-21, 2009.
13．耳鼻咽喉科処置の有用性～慢性中耳炎術前･術後の処置～．耳鼻咽喉科臨床101：488‐489, 2008. doi.org/10.5631/jibirin.101.488
14．眼窩底骨折の手術適応および手術時期をどう決めるか？ ―保存的治療の立場から―．JOHNS 22：1489-1493, 2006.
15．耳漏の診断と治療（急性中耳炎の耳漏）．ENTONI　62：26-32, 2006.
16．唾液腺由来の筋上皮腫、悪性筋上皮腫のCT、MRI．画像診断25：898-901, 2005.

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