食道がん

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食道がんについて

詳しくはがん情報サービスの「食道がん」をご参照ください。
がん情報サービス
http://ganjoho.jp/public/cancer/esophagus/index.html

当院の食道がん治療に対する特色

食道がんに対する治療方法は,後述するように病期により異なり非常に複雑です。

当院においては,最善の治療を選択するため,また,診断のスケジュール・治療のスケジュールを滞ることなく進めることを目的として週一度,院内各診療科(平均45名)が集まりキャンサーボードと称して治療方針の相談・変更・決定を行います。

院内キャンサーボードの構成は消化器内科・消化器外科・放射線診断科・放射線治療科・臨床研究検査科(病理)・臨床腫瘍科・緩和ケア科・薬剤科などとなっております。

食道がんとは

日本人の食道がんは,約半数が食道中央付近から発生し,次いで1/4が食道の下部に発生します。食道がんは食道の内腔をおおっている粘膜上皮から発生します。

日本では食道がんの90%以上が扁平上皮癌です。

罹患率(食道がんにかかる率)・死亡率ともに男性のほうが高く,女性の5倍以上です。

食道がんについては,喫煙と飲酒が確立したリスク要因とされています。特に扁平上皮がんでは,喫煙と飲酒が相乗的に作用して,リスクが高くなることも指摘されています。また,熱い飲食物がリスクを上昇させるという研究結果も多く報告されています。

近年,欧米で急増している腺がんでは,食べ物や胃液などが胃から食道に逆流する「胃・食道逆流症」に加え,肥満により確実にリスクが高くなるとされています。

症状

1)無症状

食道がんは,初期には自覚症状がないことが多く,健康診断や人間ドックのときに内視鏡などで発見されることが20%近くあります。無症状で発見された食道がんは,早期であることが多く,最も治る確率が高くなります。

2)食道がしみるような感覚

3)食物が使えるような感覚

4)体重減少

5)胸痛・背部痛

6)咳(せき)

7)声のかすれ

などの症状を認めることがあります

がんの診療の流れ

がんの疑い・紹介受診

  ↓
検査・診断

顕微鏡の検査で“がん”と診断されても進行度(病期)は診断できていません。
がんの深さや転移のあるなしを加味して病気を決定します。
  ↓
治療法の選択
となります

検査

食道・胃透視検査  内視鏡検査  CT検査 PET検査など行い病気の段階(病期)を決定します。

治療法の決定

食道がんの外科治療について

手術はがんを切り取る方法で,食道がんに対する最も標準的な治療方法です。

がんを含めて食道を切除し,リンパ節を含む周りの組織を一緒に切除します(リンパ節郭清)。食道を切除した後は胃や腸を用いて食物の通り道を作り直します(再建)。

食道は頸から胸部・腹部につながる長い臓器でありそれぞれ発生部位により手術方法が異なります。

手術に伴う合併症と対策

手術では広い範囲を切除し体に負担がかかることから合併症が生じる可能性があります。

全国統計では手術死亡率(手術後死亡する確率)は2~3%とされています。

当院では手術前から食事指導や積極的な栄養管理,また術前からのリハビリ介入を行い,合併症を起こさない取り組みを行っています。

Stage II ~ III の進行食道がん治療は集学的治療といい化学療法ののちに手術を行うことで再発率を抑えることになります。

食道がんの放射線治療について

食道がん射線治療については当院の放射線治療科の『食道がん』を参照下さい。

食道がん

外来診療時間

午前8時30分~午後5時15分

※初診の方はかかりつけ医の
 紹介状を持参してください。
※予約の無い方の受付時間
 午前8時30分~午前11時
休診日
土曜,日曜,祝日,年末年始
(12月29日から1月3日)
面会時間
11時~13時まで(平日)
15時~20時まで(平日)
11時~20時まで(土・日・祝日)

〒734-8530
広島市南区宇品神田一丁目5番54号
TEL(082)254ー1818(代表)

①③⑤番

「県病院前」下車徒歩3分

広電バス 12号

「県病院前」下車徒歩1分

広島バス 31号

「県病院前」下車徒歩1分