上部内視鏡検査予約対応
上部内視鏡検査予約対応について(ご案内)
消化器センター 内視鏡内科主任部長 渡邉 千之
いつも当院にご紹介いただき,ありがとうございます。
このたび,内視鏡内科では上部内視鏡検査のみを依頼された患者さんの待ち時間の短縮を目的としまして,下記の方法でも検査を行えるようにしております。但し上部内視鏡検査には説明と同意が必要ですので,この説明と同意および検査結果の説明を紹介元医療機関にお願いし,当院では検査のみを行っております。
- (1)紹介元医療機関から地域連携室(紹介予約担当)へ上部内視鏡検査予約申込書(診療情報提供書)[PDF:369KB]をFAXしてください。
- (2)患者さんに検査概要の説明にあわせ,各同意書と問診票の記載をお願いします。
- ≫≫上部内視鏡検査(胃カメラ)について
●上部内視鏡検査の説明・同意書[PDF:203KB] ●鎮静剤投与に関する説明・同意書[PDF:209KB] ●経鼻内視鏡検査に関する説明・同意書[PDF:264KB] ●上部内視鏡検査問診票[PDF:273KB] |
- (3)検査日時が決まった後,患者さんに受診案内いたします。
- (4)紹介医に当センターから,「予約確認票」をFAXします。
検査日時 | 月・火・木曜日 | 8:30 |
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- (5)患者さんには,検査予約日の8時30~40分頃に,中央棟1階の紹介患者受付/『1』初診受付にお越しいただきます。その後『8』番窓口で受付後,新東棟1階の内視鏡検査室で検査を受けていただきます。
検査当日必要なもの |
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●同意書 ●問診票 ●健康保険証 ●お薬手帳 ●県病院診察券(お持ちの方) |
- (6)検査終了後『内視鏡検査報告書』を患者さんに手渡し,紹介元医療機関に持参していただくことを説明します。
- (7)紹介元医療機関は患者さん持参の『内視鏡検査報告書』を元に,検査結果の説明をお願いします。
- ※病理検査を行った場合は,後日紹介元医療機関宛てに『病理結果報告書』を郵送します。
- ●上部内視鏡検査には通常内視鏡検査と鎮静内視鏡検査,経鼻内視鏡検査があります。
それぞれご希望の方法で検査依頼をお願いします。 - ●当院ではガイドラインに準じて内視鏡検査を行っています。内視鏡検査依頼の場合,血栓・塞栓症の発症を予防する為,抗血栓薬を中止せず受診させてください。あわせて内服中の薬はお知らせください。
- ●他の検査(血液検査やヘリコバクターピロリ検査,超音波検査,下部内視鏡検査,CT検査)をあわせて依頼される場合や診察,入院など必要とする場合は内視鏡内科外来に紹介をお願いします。
上部内視鏡検査(胃カメラ)について
内視鏡を口もしくは鼻から挿入し,食道・胃・十二指腸の病変を診断する検査です。
食事・飲水の制限 | ●夕食は前日の夜8時までに済ませてください。 ●就寝前まではジュース,牛乳,コーヒーなどの飲み物は飲んでもかまいません。 ●検査当日は朝食を食べずに来院ください。(水,お茶は飲んでもかまいません) |
検査当日の内服薬 | ●心臓,喘息,血圧,てんかんのお薬は,朝早く水で内服してください。それ以外の薬や,糖尿病の薬は内服しないでください。 ●インスリンを使用されている方は中止してください。 ●ワーファリンや抗血小板薬を内服されている方は,かかりつけ医に相談してください。 |
服装 | ●ゆったりとした衣類を着用ください。 |
運転 | ●鎮静剤を使用した場合,自動車,バイク,自転車の運転はできません。 |
- ※予約制ですので,指定された日時以外は検査できません。
(電話での予約の変更は,原則としてお断りしています)
- (1)検査前にトイレを済ませます。
- (2)胃の粘膜をきれいにするために,シロップを飲みます。
- (3)喉の麻酔をします。充分にしびれさせるため,できるだけ喉の奥に含みます。
- (4)検査を楽にするため,胃の運動を抑える注射をします。
- (5)電子内視鏡(やわらかい管)を口もしくは鼻から挿入し,検査を開始します。
- ☆詳しくは内視鏡検査室にパネルがありますので,ご覧ください。
胃カメラの様子
- (1)検査が済んで約1時間は誤嚥を防ぐため,食事ができません。約1時間経過した後,少量の水を飲み,むせる感じがなければ,食事をして結構です。
- (2)注射の関係で,目がチカチカしたり,喉が渇いたり,排尿しにくい感じがありますが,時間とともに消失しますので,心配ありません。
- (3)組織検査(生検)を受けた方は,当日はアルコール類をとらないでください。
- (4)検査後,変わったこと(腹痛や出血など)がありましたら,下記へ連絡してください。
生検を受けた方は
当日アルコールは飲めません
県立広島病院 内視鏡内科
TEL(082)254-1818(代表)
内視鏡検査時の抗血栓薬(抗凝固薬,抗血小板薬)について
(抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン:日本消化器内視鏡学会2012年7月)
これまで内視鏡検査時に,抗凝固薬(ワルファリンなど)や抗血小板薬(アスピリンやチエノピリジン誘導体など)を休薬して検査を行っていましたが,2012年7月,日本消化器内視鏡学会からこれらの薬剤に対し新たなガイドラインが出されました。
ガイドラインでは抗血栓薬の休薬は脳・心などの血管障害発生の危険性が増加するとされています。アスピリンの休薬は心血管障害,脳梗塞が約3倍に増加し,ワルファリンの休薬は100回につき1回の割合で血栓塞栓症が発症するとされています。
さらにガイドラインでは通常の内視鏡検査は抗血栓薬内服中であっても,検査による出血の危険性は少なく,これらの薬を休薬することなく施行可能とされました。
組織生検を行う場合,抗血小板薬のうち1剤のみの内服であれば,生検による出血の危険性が高くならないとされました。ワルファリン内服中の場合,血液検査でPT-INRが治療域であることを確認し,生検を行うことが推奨されています。抗凝固薬や抗血小板薬を複数内服されている場合には病状に応じ慎重に対処するようにとされました。
当院ではガイドラインに準じて内視鏡検査を行っています。内視鏡検査依頼の場合,血栓・塞栓症の発症を予防するため,抗血栓薬を中止せず受診させてください。なお内服中の薬を担当医にお知らせください。
医療関係の方
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治験・製造販売後調査
- 外来診療時間
-
午前8時30分~午後5時15分
※初診の方はかかりつけ医の
紹介状を持参してください。
※予約の無い方の受付時間
午前8時30分~午前11時
(予約のある方の後での診療に
なります)
※診療科によっては受診できない
場合があります。
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≫≫外来診療担当医表 - 休診日
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