神明 俊輔

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神明 俊輔しんめい しゅんすけ

部長

専門

泌尿器科一般
泌尿器腹腔鏡手術
尿路悪性腫瘍
尿路結石

資格・その他

日本泌尿器科学会指導医・専門医
日本泌尿器内視鏡学会腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
泌尿器ロボット支援手術プロクター認定医
医学博士

前立腺がん・尿路結石

泌尿器科疾患全般の診療に加えて特に泌尿器腫瘍(前立腺がん・腎がん・腎盂がん・膀胱がん・精巣悪性腫瘍)と尿路結石(内視鏡手術)を専門としています。

現在,日本において前立腺がんは日本の男性の中では最も多いがんとなっています。前立腺がんに対する治療は手術療法・放射線治療。内分泌治療など多くありますが,特に手術療法に関してはロボット手術を含む腹腔鏡手術を積極的に行ってきました。腹腔鏡手術は腹部に数ヶ所の穴をあけ長い鉗子とカメラを使って行う手術です。従来の開腹術と比べるとはるかに少ない出血量で手術を行うことができ,傷が小さいことから術後の痛みは少なく,術後早期に歩行が可能で,ご高齢の方でも手術後の回復は非常に早い手術です。またロボット手術はさらに細かい操作を行うことでより低侵襲の手術を実現することが可能です。

尿路結石は近年増加傾向で40から50歳代にピークが見られます。約40%の尿路結石は何らかの積極的な治療が必要になると言われており,尿路結石の積極的な治療としてかつては体外衝撃波結石破砕術(ESWL)が多く行われてきましたが,より低侵襲の内視鏡や高精度のレーザーなどの周辺機器が開発され,現在では内視鏡手術(TUL/PNL)が主流となってきてます。これらの治療を組み合わせることで,より体への負担が少なく満足していただける医療を提供していきたいと考えております。