三隅 俊博

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三隅 俊博みすみ としひろ

部長

専門

消化器外科
胃がん
食道がん

資格・その他

日本外科学会認定医・専門医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

胃がんを中心とした外科治療

私は上部消化管(胃)を専門として日々診療にあたっています。

胃は食べ物を貯留・消化・撹拌する機能があり,栄養吸収に重要な働きをしています。そのため,胃がん手術で大切なことは,①がんを確実に切除すること,②可能なかぎり胃の機能を残すこと,③合併症を起こさないことです。

早期の病変に対する機能温存を重視した腹腔鏡手術から,進行した病変に対する手術と抗がん剤を組み合わせた集学的治療まで,多くの選択肢からそれぞれの患者さんの状態に最も適した治療を提供できるよう心がけています。


早期胃がん

腹腔鏡下胃がん手術は5mmから12mmの小さな傷を5-6個つけて,細長い手術器械を挿入して行う手術です(胃はへその傷を4cm程度広げて取り出します)。現在はハイビジョンカメラを用いて,極めて鮮明な画面を見ながら手術を行えるようになりました。そのため,拡大した画面で繊細な切除が可能で,傷も小さく美容的にも優れており,開腹手術と比較して術後の痛みも少なく,早期回復が可能となります。


進行胃がん

一方,胃から離れた場所に大きなリンパ節転移が存在する症例は,手術のみで治すことは困難と考えられており,手術と抗がん剤を組み合わせた治療が必要となります。また肝臓など胃以外の臓器に転移した場合は,ステージⅣの胃がんに分類され,基本的には手術の適応はなく,抗がん剤での治療が主体となります。しかし,抗がん剤がよく効き手術が可能となるケースもあるため,このような進行した胃がんに対しても,外科と臨床腫瘍科が力を合わせ,積極的に治療を行っていきます。


患者さんが安心して手術を受けることができ,術後も生活の質を保てるよう,安全で精巧な手術を目指しています。胃がんをはじめ,外科治療が必要な患者さんがおられましたらご紹介をよろしくお願いいたします。