このページを印刷する

三口 真司みぐち まさし

部長

専門

消化器外科
大腸肛門外科・内視鏡外科
家族性腫瘍

資格・その他

日本外科学会外科専門医
日本消化器外科学会消化器外科専門医・指導医
日本内視鏡外科学会技術認定医(大腸)
日本大腸肛門病学会専門医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本家族性腫瘍学会家族性腫瘍専門医・評議員
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
医学博士

大腸がん,遺伝性大腸がん(リンチ症候群)

私は大腸外科・内視鏡外科を専門としています。県立広島病院は,外科医になってからの3年間を過ごした思い出深い場所で,外科医としてのイロハから消化器外科全般の手術を修練させていただきました。その後,大学院の基礎研究で大腸がんの遺伝学で学位を取得し,臨床に戻り大腸がん診療(手術・抗がん剤治療・遺伝性大腸がんへの対応)の研鑽を積んでまいりました。

大腸がんは欧米化した食生活などが原因で,近年右肩上がりに増加している疾患です。遠隔転移がない状態で診断されれば,手術で治癒を得ることが可能で,予後は比較的良好です。特に,この25年くらいで腹腔鏡手術の器機・技術が進歩し,大腸がんに対する腹腔鏡下大腸切除術は広く普及してきています。従来の開腹手術に比較して腹腔鏡手術は傷が小さく,痛み・体への負担も少ない有用なアプローチ法です。我々も,がんの進行度に応じて適応を決めて積極的に行ってまいります。また,近年若年発症・多発する大腸がんが散見され,その中に遺伝性大腸がん(リンチ症候群)が含まれております。リンチ症候群と診断された家系の方々に,リンチ関連がんのサーベイランスを行うことの有効性が示されており,リンチ症候群の拾い上げ・診断が重要で,前任地では多施設共同研究へ登録するなどして積極的に行っておりました。

患者さん一人一人に適した治療法を提案できるよう日々精進して参りますので,大腸がんをはじめとして,手術が必要な患者さん,ご家族内にがんが多発しているようなリンチ症候群を疑う患者さんがおられましたら,ご紹介をよろしくお願いいたします。